姿勢とお口を、いっしょにそだてていきませんか
からだと舌はおともだち
「うちの子、いつも口がポカンとあいている気がする」
「猫背っぽい姿勢も気になる」
そんなご相談を、歯科の現場でもよくお聞きします。
舌はほとんどが筋肉でできていて、首や肩、背中、おなかなど全身の筋肉とバランスを取りながら働いています。
つまり、お口の中だけでなく「からだの使い方」と強くつながっているのです。
姿勢がくずれると舌も下がる
次のような姿勢、見覚えはありませんか。
・イスに浅く座り、背中が丸くなっている
・スマホやゲームで、頭が前に出ている
・勉強中、あごを手にのせてダラっと座っている
こうした姿勢が続くと、首や背中の筋肉に負担がかかり、からだの「軸」がくずれます。
その結果、あごの位置が変わり、舌を上あごに持ち上げておくことが難しくなっていきます。
舌が下のほうに落ちたままの状態を「低位舌」と呼び、子どものお口のトラブルの原因の一つと考えられています。
低位舌は「口だけ」の問題ではありません
低位舌になると、こんなサインが出やすくなります。
・気づくと口がポカンとあいている
・口で息をしている時間が長い
・食べるとき、くちゃくちゃ音がする
・ 飲み込むとき、あごやくちびるに力が入りすぎる
一見「お口のくせ」のようですが、多くの場合、背景には姿勢や筋肉の使い方のくせがあります。
口があいて口呼吸が続くと、口の中が乾き、むし歯や歯ぐきの炎症、のどの感染症のリスクが高まります。
あごの成長や歯ならび、顔つきのバランスにも影響するため、「口だけ」の問題として見過ごしたくないサインです。
おうちでできる簡単チェック
まずは、お子さんの様子をやさしく観察してみてください。
姿勢のチェック
・イスに座ったとき、足がしっかり床についているか
・背中がぐにゃっと丸まっていないか
・頭がからだより前に出ていないか
お口のチェック
・ぼんやりしているとき、口は自然に閉じているか
・上の前歯の少しうしろに、舌の先が当たる感じがあるか ・食事中、片側だけでかんでいないか
どれか一つでも気になることがあれば、お口とからだを一緒に見直すタイミングかもしれません。
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