【第2回0歳から「お口の育ち=口育≒顔育」】授乳とお口の土台づくり
【第2回】授乳とお口の“土台づくり”Q&A
–## Q1.抱っこの向き・角度はどうするのが理想?
**院長より**
赤ちゃんのあごやほっぺは、授乳のたびに「かたちづくり」のトレーニングをしています。 おすすめは次のポイントです。 – 赤ちゃんの体とマ(パ)の体を「おへそ同士が向き合う」ように密着させる – 首だけをねじらず、「耳・肩・腰」が一直線になるように抱く – 上半身が少し起きあがるように、**頭をお尻より少し高く**(水平〜や斜め上) – 乳首は赤ちゃんの「鼻〜上くちびる」に触れる位置からくわえさせる この姿勢だと、あごを大きく開きやすく、舌が前に出てしっかり動きます。これが、将来の「よく噛める口」「きれいな歯並び」の土台になります。
**管理栄養士より**
上体を少し起こしてあげると、母乳やミルクが逆流しにく、ゲップも出やすくなります。マの肩や腰がつらくならないように、授乳クッションや枕、肘置きを上手に使いましょう。
—## Q2.「飲みにくそう…」と感じたときのチェックポイントは?
**管理栄養士より**
次のような様子があれば、「飲みにくさ」が隠れていることがあります。 – 飲み始めてすぐ疲れて寝てしまう、でもすぐ起きてまた欲しがる – 授乳時間が毎回とても長い(片側20〜30分以上続く) – ゴクッという飲み込む音が少ない/途中から聞こえなくなる – ミルクや母乳が口からよくこぼれる – 体重の増え方がゆっくり・気になると指摘される まずは ①抱っこの姿勢 ②口への乳首(母乳・哺乳瓶)の含ませ方 を見直してみるのがおすすめです。
**院長より**
「深くわえられているか」が大きなポイントです。 – 乳首だけをちょこんとくわえている – くわえたときに、くちびるが“とがる” – 口角から空気がスースー入りそう こういった場合、舌やあごが十分に使えていないことが多く、疲れやすくなります。改善しないときは、授乳に詳しい助産師・小児科・小児歯科などに相談しましょう。
—## Q3.舌小帯(ぜつしょうたい)が気になるときのサインは?
舌小帯は、舌の裏側にある小さなヒモのような組織です。ここが生まれつき短かったり、舌の先近くまで付いていたりすると、「舌小帯短縮症」が疑われます。 **こんなサインがあるときは要チェックです。**- 泣いたとき、舌の先が「ハート型」「凹んだM字」に見える – 舌を前に出そうとしても、あまり出ず、先が下あご側に引っ張られる – 授乳で – 乳首をうまくわえられない – 乳首がいつも痛い・切れる – 音を立て飲む(ピチャピチャ、チュパチュパ) – よくむせる – なのに、体重があまり増えない、授乳時間が極端に長い
**院長より**
舌小帯が“短そうに見える”だけでは、必ずしも切る必要はありません。 「見た目」ではなく、 – 飲み方 – 発音(成長してから) – かみ合わせや舌の位置 など「機能」にどれだけ影響しているかが大切です。 気になるときは、できれば – 小児の授乳や舌小帯に詳しい歯科医師 – もしくは専門的に診ている小児科・耳鼻科 で評価を受けることをおすすめします。
—## Q4.哺乳瓶・乳首はどう選べばいい?
**管理栄養士より**
「飲めれば何でもOK」ではなく、赤ちゃんの口の発達に合ったものを選ぶと、お口の土台づくりにもつながります。
選ぶときの考え方:
1. **赤ちゃんの月齢・吸う力に合った“やわらかさ・穴の大きさ”** – 吸わなくてもダラダラ出てしまうものは、むせやすく、舌やあごのトレーニングになりにくいです。 – 逆に、固すぎ・出にくすぎも疲れてしまい、必要量が飲めません。
2. **母乳に近い“くわえ方”ができる形** – 乳首の根元まで、深く口に含める形 – 下あごと舌を大きく動かせる、丸みのある形
3. **実際に飲ませてみて観察する** – 飲むスピードが速すぎないか(5〜10分で多量に飲みきってしまうなど) – むせやこぼしが多くないか – 飲み終わったあと、満足していそうか・苦しそうでないか
**院長より** 「ラクに飲める=良い」とは限りません。 ある程度「吸う力」が必要な乳首は、あごやほっぺの筋肉をしっかり使うので、 – 口周りの筋力 – かむ力の土台 の育ちにつながります。ただし、赤ちゃんが明らかに疲れ切っていたり、いつも飲み残す場合は、栄養面を優先して調整しましょう。
—## Q5.よくあるお悩みQ&A### Q.
母乳も哺乳瓶もどちらも使っていいですか?
**管理栄養士より**
多くの赤ちゃんは、工夫しながら「両方」に慣れていきます。 – 母乳…情緒的な安心、感染防御、吸うトレーニング – 哺乳瓶…預けるとき・授乳者の休息・量の調整 それぞれの良さがあります。切り替えが難しそうなときは – 哺乳瓶の乳首を、母乳に近いものにする – 抱っこの姿勢は母乳のときと似せる などを試してみてください。
—### Q.授乳の姿勢をがんばっても、どうしても飲みにくそうです…
**院長より** – 姿勢 – くわえさせ方 – 乳首の種類 を整えても「毎回つらそう」「全然ラクにならない」場合は、 – 舌小帯 – あごの大きさや位置 – 筋緊張(体のかたさ・やわらかさ) など、専門的な評価が必要になることがあります。 早めに – 授乳に詳しい助産師 – 小児科 – 小児歯科 のいずれかに相談して、一緒に赤ちゃんに合う飲み方を探していきましょう。
—### Q.授乳で“お口の土台づくり”って、本当に大事?
**院長より**
はい。授乳は、 – 舌 – くちびる – ほっぺ – あご を総動員して行う“全身運動”です。これが、 – よく噛めるかどうか – 口がぽかんと開きやすいかどうか – 将来の歯並び・かみ合わせ にも影響します。 **管理栄養士より** そして「飲みやすさ」は、そのま「栄養がちゃんと入るかどうか」に直結します。 よく飲める=よく育つ、だけでなく、 よく飲める=お口もよく育つ、というイメージで、授乳とお口の発達を一緒に見ていきましょう。—困ったときは、ママやパパが一人で抱え込まず、早めに専門家を頼ってください。 「よく飲めるお口づくり」は、赤ちゃんと家族みんなの笑顔づくりにもつながります。
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