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花粉症と歯周病について

花粉症と歯周病は、一見関係がなさそうに見えて、実は歯科衛生士の視点からは「密接に交錯する」トラブルです。花粉症の症状が、口腔内の環境を悪化させ、歯周病や虫歯のリスクを大幅に高める要因となるからです。対策をまとめました。

  1. 花粉症が歯周病を悪化させる「3つの大きな要因」
    花粉症の季節に歯周病リスクが高まるのは、主に以下のメカニズムによります。
    口呼吸による口腔乾燥(ドライマウス)
    鼻づまりで鼻呼吸ができなくなり、口呼吸が増えることで唾液が蒸発します。唾液には細菌の繁殖を抑える殺菌作用がありますが、乾燥することでその働きが弱まり、歯周病菌が繁殖しやすい環境になります。
    鼻の炎症と歯の痛み(上顎洞炎)
    鼻腔と上顎洞(鼻の横の空洞)は近接しており、花粉症の炎症が上顎洞に及ぶと(上顎洞炎)、奥歯の神経が圧迫され、歯が痛い、浮いた感じがする、といった症状が出ます。これは「非歯原性歯痛」と呼ばれ、歯自体は無事でも歯周病のリスクを高める要因となります。
    薬の副作用(抗ヒスタミン薬)
    花粉症の治療薬(抗ヒスタミン薬)には鼻水を止める効果がある一方、唾液の分泌を減らす副作用があるため、さらに口の中が乾燥しやすくなります。
  2. 歯科衛生士が感じる「この時期の口腔ケア」の重要性
    歯科衛生士の視点では、花粉症シーズンは通常以上に口腔内が細菌の温床になりやすい「危険な期間」と捉えています。
    「なんとなく違和感」が歯周病のサイン
    花粉症で鼻が詰まっていると、歯周病特有の「歯ぐきがむず痒い」といった違和感に気づきにくくなります。鼻の治療をしていても、歯ぐきが腫れたり出血したりした場合は、すぐに歯科へ相談してください。
    セルフケアの徹底
    口呼吸で唾液が少ない状態では、通常以上に丁寧に汚れを落とす必要があります。うがいの回数を増やす、特に外出先から戻った際は喉・鼻だけでなく口腔内をしっかりゆすぐことが有効です。
    免疫力バランスの低下(シーソー理論)
    アレルギー反応に免疫力が集中すると、歯周病菌に対する免疫力が低下します。体の免疫バランスが崩れる時期なので、口腔内の細菌数を常に低い状態に保つことが、花粉症の症状軽減にもつながる可能性があります。
  3. 花粉症の季節にできる対策
    こまめな水分補給・うがい:口腔内を乾燥させない。
    鼻うがいの活用:鼻の通りを良くし、口呼吸を防ぐ。
    歯科での定期的な検診・クリーニング:プロのケアで歯周病菌を除去する。

花粉症と歯周病は、鼻の症状が引き金となってお口の中のトラブルを引き起こします。この時期こそ、丁寧なセルフケアと歯科医院でのチェックをおすすめします。

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