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歯科検診の時期です!              ~なんとなく受けている学校歯科検診が実はとても大事な理由~

学校での歯科検診は、多くのお子さんにとって「なんとなく受けているもの」ですが、歯科医師の立場から見ると、とても大切な健康チェックの場です。
🦷 歯科検診のいちばんの目的
学校歯科検診の目的は、虫歯を「治療すること」ではなく、問題を「早く見つけること」です。 短い時間で多くの児童生徒を診るため、詳しい検査や治療はできませんが、次のような点を重点的に確認しています。
・虫歯がないか、または虫歯になりかけていないか
・歯ぐきに炎症や腫れがないか
・歯ならびや噛み合わせに大きな問題がないか
・歯の生え変わりの状態に異常がないか
・口の中の清掃状態が大きく乱れていないか
いわば、学校検診は「ふるい分け」です。治療が必要な子ども、経過観察でよい子ども、今のところ問題ない子どもを整理し、早期に専門の歯科医院につなぐことが役割になります。

👀 歯科医師が見ているポイント

検診の時間は一人あたり数十秒程度しかありません。その限られた中で、歯科医師は全体の印象を素早くつかもうとしています。

まず目につくのは、歯の汚れと歯ぐきの色です。
歯の面にベタっと付いたプラークや、歯ぐきの赤み・腫れは、日々の歯みがき習慣や生活リズムの乱れを反映していることが多くあります。

次に、奥歯の噛む面や前歯の間に、白くにごった部分や茶色い点がないかを見ます。
これらは虫歯の始まりや進行中のサインです。特に、見た目は小さな穴でも、内部で大きく広がっていることもあるため、迷った場合は受診勧告とすることが少なくありません。

さらに、歯ならびや噛み合わせも重要です。
極端に前歯が出ている、下の顎が前に出ている、上下の歯がほとんど当たっていないといった症状は、将来のかみ合わせや発音、顎の成長に影響する場合があります。

🏫 学校と家庭の橋渡しとして

学校歯科検診には、「気づき」のきっかけを家庭に届ける役割があります。 結果のお知らせに「受診勧告」があったとき、保護者の方の中には「そんなにひどく見えないのに」と感じることもあるかもしれません。しかし、目立つ痛みや腫れがなくても、進行しつつある虫歯や歯ぐきの炎症は、早期に手を打つほど治療も負担も軽く済みます。

逆に、検診では「異常なし」であっても、これは「今のところ大きな問題は見当たらない」という意味に過ぎません。学校検診だけで安心するのではなく、定期的にかかりつけ歯科医でのチェックを受けることが望ましいと、歯科医師としてはお伝えしたいところです。

🪥 検診をきっかけに変えたい習慣

学校歯科検診は、生活習慣を見直す良いチャンスです。
虫歯や汚れが多かったお子さんには、次のようなポイントを意識していただけると、次年度の検診結果が大きく変わることがあります。

・ 就寝前の歯みがきを丁寧に行う
・甘味飲料や間食の回数を減らす
・仕上げみがきの期間を十分に取る
・かかりつけ歯科での定期的なクリーニングを受ける

歯科医師として感じるのは、「上手にみがく子」より「毎日かならずみがく子」のほうが、結果的にはお口の状態が良いということです。
完璧を目指すより、続けやすい習慣づくりが大切になります。

🩺 歯科医師から伝えたいこと

学校での歯科検診は、子どもたちの将来の健康を守るためのスタートラインです。
一本一本の歯の状態だけでなく、その子の生活習慣や成長のリズムまで含めてとらえ、必要があれば早めに専門的なケアにつなぐことが、学校歯科医の大切な役割だと感じています。

検診結果のお知らせが届いたときには、数字やチェック欄だけでなく、「今、どんなケアができるか」という視点で親子で話し合ってもらえると、とてもうれしく思います。

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